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DESIGN
2016.08.05
暑中見舞い・残暑見舞いも、少しの工夫で立派な販促ツールに!
1年でいちばん暑いこの時期に、相手の健康を気遣い、また近況報告をかねて送るご挨拶である暑中見舞いや残暑見舞い。
メールやSNSなど通信手段が発達している現代ですが、手書きでご挨拶を添えて送る暑中見舞い・残暑見舞いは大切にしたい日本の文化です。
一般的には、「暑中見舞い」は、梅雨明け頃から立秋の8月7日頃まで、「残暑見舞い」は、立秋から8月いっぱいにかけて送るものとされています。
メディア・エーシーが暑中見舞いに力を入れているワケ。
当社では、毎年、お盆明け頃に「残暑見舞い」をお客様や関係先にお送りしていますが、毎回、4名のデザイナーがそれぞれデザインプランを制作し、全社員が点数を付ける「投票制」でデザインを決定します。
「残暑見舞いにそんなに手間をかける意味があるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、弊社にとっては、重要な意味があります。
多くの企業やお店は、TVや新聞、ホームページ、あるいはカタログ・チラシなどを使って、商品をお客様にPRしていると思います。しかし、当社の場合、販促計画やデザインといった“カタチのない商品”を提供していることや、企業様ごとに個別にご相談をお受けしていることもあり、TVや新聞をPRに使うことはほとんどありません。
また、クライアント企業様のご要望や目的を伺ってからサービスを組み立てる、“フルオーダーメイド”の商品であるため、「カタログ」などもつくりづらかったりします。
そのような事情もあり、当社にとって「残暑見舞い」は、毎年決まった時期にクライアント様に送ることができ、当社の考え方をオリジナルのデザインに込めることができる大切な販促ツールなのです。
※ちなみに、「暑中見舞い」ではなく「残暑見舞い」なのは、高知は「よさこい祭り」の真っ只中ですので、よさこい後の「残暑見舞い」の方が皆さんゆっくり見てくださるかなと思ってのことです(笑)
年に1度だからこそ、ココロに残る暑中見舞いを!
こちらの写真はこれまでに制作した暑中見舞いや年賀状です。
いちばん上の「イカ焼き」は2015年のもので、夏祭りでよく見るイカ焼きをモチーフに「暑さ厳しい折、イカがお過ごしでしょうか」というメッセージ。
単なるダジャレです・・・。
イカ焼きがポストにささっているシュールな絵面を想像しながら制作しました・・・。
このようにちょっとふざけたものがあったり、印刷や加工に凝ったものがあったりしますが、お客様のココロに残る暑中見舞いを送ることを一番の目的として毎年試行錯誤しながら制作しています。
実際、「今年の暑中見舞いもなかなか良かったね~」などとご連絡をいただくことも多く、クライアント様とのコミュニケーションツールとして充分な効果があると考えています。
ということで、今年も、複数のデザイン案の中から、残暑見舞いのデザインを決定しました。
お盆明けには、皆様のもとへ2016年の残暑見舞いをお届けします!お楽しみに♪