「文学の魅力を伝える」文化施設ホームページリニューアル
ご相談内容
高知県立文学館様は、文学に関わる企画展や高知ゆかりの作家の作品を紹介する常設展などを展示している文化施設。
開館20周年を間近に控え、ホームページのリニューアルを検討されていました。ホームページ運用はWEB担当者様がホームページビルダーで行っていましたが、業務が煩雑で手間がかかっており、
抜本的に運用を見直したいと考えておられました。
ご提案
まず現状把握をするために、既存のホームページにアクセス解析ツールを導入、ヒアリングやコンテンツの把握と並行して分析を行いました。
その結果、文学に興味のある人たちが情報を探してページを訪問してくださっているが、導線に問題がありすぐに離脱してしまっていることがわかりました。
一方で、文学館職員の皆さまが積極的にブログを投稿されており、うまく活用できれば集客につなげられると考えました。
検索キーワードをもとに、来館ニーズごとのサービスを整理し再構成。
運用しているFacebookとの連動も視野に入れて設計を行いました。
活用状況
リニューアルしたホームページは、学芸員の方が持つ、元々の専門知識や文学への情熱を発揮いただき、初月からスムーズに情報発信いただいています。
訪問者の半数はスマートフォンから閲覧しており、スマホ対応も功を奏しました。来館促進につながる運用について、引き続きご支援していく予定です。
既存サイトのアクセス解析とヒアリングをもとに現状を整理し方向性をまとめる
ホームページリニューアルにあたり、どんなページを作ればよいのか、どんな運用方法をしたらよいのかという点をしっかりと理解した上で制作したいというお話をいただき、WEB担当者様のヒアリングと並行して既存ホームページにアクセス解析ツールを導入。
高知県立文学館様のホームページに訪れているユーザーのニーズや、埋もれている可能性がないかを洗い出すところからプロジェクトはスタートしました。学芸員の方々が専門知識を有しており、ブログで情報発信をされていたこともあり、情報発信しやすい仕組みをつくってホームページを公開した後も、魅力的なコンテンツが増えていくことを目指しました。
公式キャラクターも活躍!?
ともすれば固くなりがちな「文化施設」のホームページですが、高知県立文学館様にはFacebookページでも活躍している「しおりちゃん」「筆太(ぴった)くん」というキャラクターがいましたので、時折ページに登場してもらいました。
企画展やイベントなども、文学に詳しくない方でも楽しめる工夫をされている高知県立文学館様の「広く文学の魅力を伝えていきたい」ということを2人(?)のキャラクターが後押ししてくれるといいですね。